ビカクシダのケンイチ(親株)をリセットしました
以前に株分けしたビカクシダ
Platycerium bifurcatum cv.kenichiを
今回リセットしました。
[リセット前のケンイチ 6月初旬]
このケンイチは2度株分けを行ってます。
最終株分けは2020年1月ごろ。
その時の記事はこちら↓
株分け後も
胞子葉も新旧入れ替わりながら成長し
貯水葉も展開してくれているので
このままでもよかったのですが
前々から気になる点が2つあり
今回リセットに踏み切りました。
このままでいいか!
って思ったり、
やっぱり気になるな!
って思ったりで
過ごしていました(汗)
理由は2つ。
1つ目は、
株分けした後の僕の処置が悪く
水苔をカチカチに詰めて、糸で
ぐるぐる巻きにしてしまった事。
2つ目は、
元々、群生株に近い状態
(前のオーナーの時から)で、
僕が譲り受けましたので、
板に対して株全体がいびつな感じで
形成されていました。
そういう状態のビカクシダを
僕が株分けしたことで、更に
株自体のバランスの悪さが目立ち
貯水葉も凸凹状態で修正が難しい
状態でした。
(写真では解りにくいですが)
早速、糸をやワイヤーなど
解体し水苔を剥がしてみました。
やっぱり。。。(泣)
株分けした時に詰めた水苔に
根が広がっていません(泣)
少しは広がっていますが、
株分け時より5か月経過してこれでは
ダメだと思います。
ごめんなー。
元々の根がたくさんあったので
その根だけで、
頑張ってくれてたのかな?
あげればよかった。
次に
実際にリセット作業を行いました。
成長点が2カ所あるので
その子たちが、
板に対して正面にくるように
貯水葉と根を大胆にカット。
[カット前]
かもしれないけど
強健種といわれる
ケンイチを信じて。
[カット後]
思いっきりカットしました。
貯水葉全周カットし、
板と2つの成長点のバランスが
しっくりくるまで
微調整を繰り返しました。
そして
板に薄くベラボンと水苔を敷き
その上から株を置き
アルミワイヤー(赤色)でしっかり
板に固定。
ちなみに、
カットした貯水葉から病気が
発生しないように
ベンレートを噴霧しました。
今後、新規で出てくる貯水葉が
展開しやすくなるようにイメージし
水苔の盛り方を調整しました。
前回の反省点も含め、今回は、
ふんわりと水苔を盛り、
テグス糸も水苔がこぼれない程度に
優しく巻きました。
そして完成!
いい感じに。
貯水葉と根をだいぶカットしたので
心配ですが、
なんか大丈夫な気がする!
理由はないけど(笑)
注意
僕はビカクシダ初心者です。
このブログでビカクシダに対して
間違ってる処置をしているかもしれません。
ご意見やダメ出しポイントは色々とあると
思いますが優しい目でお見守りください。
別のアングルからも撮影。
貯水葉は貧弱になったけど
全体のバランスが良くなった気がします。
そして
最後にいつもの
おまじないのメネデールの希釈水!
そしてベランダへ吊るす。
これでリセット完了です。
あとはケンイチの体力を
信じるばかり。
そして
リセットより2日後の様子。
いい感じ!?
大きな胞子葉もイキイキしてるし
新しい小さな胞子葉も
いじけてる感じもしません。
まだ、2日しか経ってないので
なんともいえませんが(苦笑)
とりあえず応援あるのみです!
踏ん張れ!
ケンイチ―!
それでは。
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