エレファントティスの成長点ごと、もげた話。
我が家のエレファントティスの
”象さん”の大事な部分が先日、もげました。
育ててたので
すごくショック
(泣)
以前は”子象”でしたが、
少しづつ立派になりようやく
そろそろ”象さん”と呼でもいいのかなって
思えた矢先だったのに。。。
以前書いた”子象の時”記事はこちら↓
今回のブログは成長記録と共に
”もげる”までの様子を綴りたいと思います。
以前のブログに投稿した写真から
約1か月後の象さんです↓
[5月中旬の象さん]
Platycerium elephantotis
なんてことでしょう!
貯水葉を期待していたのに
再度、胞子葉(泣)
胞子葉3枚スタイル!
しかも、
凄い生育スピード!
そして、
さらに1か月後。
[6月中旬]
この時には、
展開しだした胞子葉がSTOP。
なんでだろう!
3枚目は間違いと気づいたのかな(笑)
何か原因があるのでしょう。
しかし僕には
わからずでした。
成長点をよーく観察してみると、
なにやら小さいチョボが。
ついに貯水葉?
いや、脇芽か?
気になる所です。
そしてさらに1か月経過。
こんな感じに!
待望の貯水葉ーーー!
それにしても生育が遅い。
ひとつ上の写真から、この写真までの
期間は約1か月。
温度も常時27℃以上はあるし
湿度も60%以上は平均してキープ。
そんなに悪くないはず。
なのに、なぜ。
水苔の乾燥も良いし、
根腐りしている感もないです。
そして、1番気になったのは、
象さんの重心が前傾になっている事。
重みでとれるんと、違うかなぁ?
って頭によぎりました。
がしかし、
まぁ大丈夫だろう!と
そのまま2週間位過ごしました。
そして、
この写真を撮影したあとに悲劇が。
いつも通りドボンで水やりをしようと
水につけた瞬間に
違和感を感じたのです。
今、めっちゃ
胞子葉動いたよね??
ベロンって?
気のせい!
平常心を保とうと
ポジティブシンキングをしてみましたが
やはり目の前で起こった現実には勝てず
触ってチェックしてみることに。
その時の様子を撮影してみました。
かなりグラグラ?
いつもげても
おかしくない状況。
うごかせる限界までチェック。
やっぱりもうダメか。。。
かなり凹んでます。
ビカク仲間の方から
できるだけ安静にする為に
固定するようにともアドバイスを受けました。
僕もこのままでは、
もげる事が確定だと思い、
ダメもとで、補強手術を決心。
とりあえずその日は用事あり
気になりましたが、そのままに。
そして次の日、
ダッシュで仕事から帰り
すぐ作業開始です!
象さんを壁から外し
テーブルにおいた瞬間。
悲劇がおこりました!
象さんの大切な部分がデロンと、
いっちゃいました!
よく見ると1㎜くらいしか繋がっていません。
そして、
胞子葉をさわると、キレイにもげました。
覚悟はしてたけど
急すぎるーー(泣)
根っこがチョロチョロ。
波平さんの頭みたいな感じ。
ため息しかでない。
はぁーーっ。
そして、色々こうなった原因を考えました。
・根くさり?
・胞子葉の重み?
・ドボンの時の勢い?
わからん。
とりあえず、
根をチェックすることにしました。
とりあえず、
この悲劇を無駄にしたくないので
解剖していきます。
貯水葉を1枚捲ってみました。
こんな感じ。
ちゃんと根が広がってますね。
さらに貯水葉を捲り確認。
すべてにちゃんと根張りしてました。
(写真はありません。撮影し忘れました。ゴメンナサイ)
水苔内にもかなりの根が広がっていて
なぜこれで”もげる”のか?
不思議でした。
なので、僕の中では内的要因でなく
外的要因がこの結果に繋がったのでは?
と考えました。
外的要因としては2点。
①胞子葉ばかり育ち、風などにあおられ
成長点廻りに負担がかかった。
②ドボンの時に勢いよく入れすぎて
成長点廻りに負担がかかった。
①は結構以前から気にしていたので
風あたりが弱い所に象さんを配置してました。
②に関しては、まったくのノーマークでした。
象さんの胞子葉は幅も広いし、
下にダラーンと垂れる系なので
水の抵抗が大きかったと思います。
大きな株なら問題ないのでしょうが
こんな小さい株でしたから。
今回の悲劇は僕のミスです。
ここまで考えれてなかったです。
ほんまに
ごめんなー。
これからはドボンは優しく、
そして
入水角度も考えて行いたいと思います。
しかし、
まだあきらめておりません。
ギリギリまで象さんには
頑張ってもらおうと思います。
なので
こんな感じに仕立てました。
根が少ししかなかったので
こんな大きな胞子葉に
水分を行きわたらせるのは
困難だと思いますが、
象さんの雄姿を最後の最後まで
見守りたいと思います。
それにしても凹みます。
もっとビカクと触れ合って
色んな変化に早い段階で
気づけるようになりたいです。
それでは。
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