苔玉タイプで販売されているビカクシダの水やりについて僕の思ったこと。
上の写真は元気?だった頃のビカクシダのビーチー(一番手前)真ん中と奥はネザーランド。
この3株を買った時にお花屋さん手作りの管理方法の説明書が付属していました。
それによると
・水やりの方法はバケツいっぱいに水溜めて、苔玉を5・6時間漬けておく。
わたくし、この事を忠実に守りました。
迎え入れてから1回目の、水やり。
苔玉触ってカサカサだったので、説明書どおりバケツにドボン!
この時は問題なく。ばっちり!
それから1週間ほどしてビーチー苔玉の下側を触るとカサカサ。
うん、よし水やりだ!
バケツにドボンしました。そして5時間後ビーチーを引き上げると・・・・。
もうちょっとハリがあってツンツンしてたよね?ビーチーさん?
そう、苔玉ビーチーがぐったりしていたのです。
水やりしたては、こんな感じになるのかな?なんて思って、その日は寝ました。
でも次の日も次の日も写真のように、ぐったり。
ちゃんと直射日光当たらない日当たりのよい場所につるしているのに。
Why???
水が足りないんかな?いや、でも5時間は水につけてたしなぁ。。
水のあげすぎ?でも説明書通りにしたしなぁ。なんだろうか。
とりあえず様子をみようって事で1週間ほど経過しました。
そしてビーチはぐったりは変わらず、でも苔玉はカサカサ。
そして、ここで僕はある仮説を立てたのです。
”もしかして苔玉の表面だけ乾いて中身が乾いてない説”です。
だから苔玉の下側から1センチ位、指をつっこみました。
うん、乾いてる。大丈夫やな。ほな違うんかなぁ。。。
もっと奥まで指入れてみようかな?ってことで再度、指いれました。
するとなんか違う触感の苔にぶち当たりました。
ん?なんだこれ?少し湿ってるような気もするし、気のせいのような。
気になる。
こうなったら一回ばらしてやる!
さっそく園芸用のハサミで苔玉を慎重にチョキチョキ。すると!
口だけでは説明しにくいので、カットしたイメージの様子を絵に描いてみました。
へたくそな絵でゴメンナサイ。簡単に言うと苔玉が3層構造になってたのです!
緑色の表面の苔はカラカラ。
中の淡い色の苔はしっとり濡れてるし、あきらか表面の苔とは質が違う。
何より、根の周りの土部分に関してはもうビチョビチョ(泣)
これは明らかに水のやりすぎによる蒸れで、根が弱っている状態とだと園芸素人の僕でもわかりました。
つまり1回目の水やり後、苔玉の深部が乾いてないうちに水やりを5時間したからだと思います。
苔玉をカットして壊しちゃったし、もう手遅れかもしれないけど
とりあえず根を乾かすべきだと考えヘドロみたいになってる土を落として水分を拭き取り
その後濡れたティッシュペーパーで根の周り(ある程度の保湿の意味を込めて)を包み
とりあえずこの子はこのまま養生して経過観察する事にしました。
でも、残り二つの苔玉のネザーランドは元気。どうして。。。
のちのち経験してわかるのですが、ビカクシダのビーチーは乾かし気味の方が良く育つのです。
水やりすぎるとあんまりよくないです。僕的な考えでですので責任はもてせんが。
それにくらべてビカクシダのネザーランドは強くて育てやすい品種だったみたいなのです。
この差が今回の結果につながったんだと思います。
じゃあ苔玉の管理どうするのーーーーって声が聞こえてきますが
僕は苔玉を重さで管理しました。
つまり カン っていうやつです(笑)
ふざけてるようですが、これ以外の方法は僕には思いつきませんでした。
毎日苔玉を持って、重さの感覚の訓練あるのみでした。
って、くらいまで我慢してから水やり。(笑)
水やりは相変わらずバケツにドボンでしたが5時間でなく、
なんとなく10分位に変更しました。
木に着生する植物が5時間も水びたし状態なんて、まず自然界にないだろうって感じで。
その適当な僕の水管理でもネザーランド達は強いので元気に育ってくれました。
苔玉から取り出したビーチをこれから板付け管理にしようと思い
あれこれしていくんですがこれがきっかけで
さらにビカクシダへの想いが加速していくのでした(笑)
手のかかる子ほどかわいいもんですね。
それにしても説明書にあった水につけて5時間とか、どういう理由から来てるのでしょうか?
いまだに謎です。
※今回の苔玉内部の様子は僕の買った子達の話であり、
このブログを読まれた人の所持されている苔玉とは違うかもしれません。
これは僕の思った事であり正解ではありませんので、ご理解ください。
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たくさんあります。
最後まで、
ご覧いただきありがとうございました。
それでは。