スポンサーリンク

ビカ森さんで購入したビカクシダの板付けしました

ビカ森さんで購入したビフルカツム×ヒリー
[P. bifurcatum × P.hillii]

こんな
しょぼい僕のブログにも
読者の方がいてくれてるようで。

うれしいーーー(泣)
ありがたや。
ありがたや。

その方より
板付けの方法のご質問をお受けしました。
ちょうど板付け作業がありましたので
今回ブログに書くことにしました。

[fromビカクシダの森
ビカクシダの森 ビカク

ビカ森さんから抜き苗状態で届きました。
久しぶりのビカ森さん。
いつもありがとうございます。

思っていたより
大きい草体
よかったです。

できるだけ大きい子の方が
安心して育てれますもんね。

開梱して、
ビカクシダをよーく観察。

新しい子は
いろいろ
チェックして
あげないとね。

ビカクシダ 根 

ビニール袋を外し根のチェックです。

僕の勝手な判断ですが、
しっかりした根を張っている子は
ベラボンがポロポロと落ちません。

品種により根の張り方は違うと思うけど
ビフル系はこんな感じで根の多さというか
元気さを僕は判断しています。

1度、ベラボン触ったら
全部、根が取れた事あります(泣)

悲しい思い出です。
しかもリドレイ(泣)
トラウマなので
それからは
優しく根を触ります。

今回の子は草体も大きいし
根も多そうなので
特に問題なく普通に
板付けできると判断し
作業にとりかかりました。

貯水葉 カット ビカクシダ

ポットで管理されていた子なので
貯水葉がポットの容器を巻き込む
ような形状になっていました。
このままの形状でも板付けも可能ですが
僕的にはあんまり好きでないので
この巻き込み部分をすべてカットします。

水苔詰めにくいし、
新しい貯水葉出来た時に
へんな形になりやすいから。

今回カットしたのは
この株に体力があるという判断を
したからです。
やはり貯水葉のカット、
特にまだ緑色の場合は
ダメージは大きと思います。

そしてカット。

ビカクシダの板付け ビフルカツム ヒリー

ぐるりと1週カットしました。
ハサミは消毒してます。
これで板に付けた時に
水苔と貯水葉の
カーブがうまく合うと思います。

この株は根やコンポスト量が多いので、
このまま板につけると
かなり水苔をこんもりと
盛らないといけなくなります。

この環境のまま板付けするのが
ベストだと思いますが、
この子の場合は根を減らした方が
よいと思いました。

[現状の根とコンポスト]

ビカクシダ 根をちぎる

こんもり水苔にする事もあるのですが
今までほぼベラボンで
ポット管理されたいた子に
大量の水苔を盛ると環境が
大きくかわり根が呼吸しにくく
しんどいと思うのです。
なのでカットに至りました。

根のボリュームを減らす為には
根をほぐしながらベラボンを
とったり、時にはハサミで切る事も。
そして、こんな感じに。
写真ピンぼけしてます(苦笑)

根 板付け 水苔

結構すっきり。
これで水苔の量が減らせます。

平気なふりを
していますが
内心ドキドキです(笑)

そして板付けへ。

ビカクシダ ビフルカム × ヒリー

まず板に1センチ位水苔を敷き詰め
その上にベラボンを撒きます。
その状態の所にビカクを置き
アルミワイヤー(赤色)でぐるりと
固定します。
意味合いでいうと、
このワイヤー1本で板と草体を
固定する事なので僕は比較的強く締めます。
成長点に当てないようにしてください。

ちなみに↑の写真をみてわかるとおり
貯水葉の下っ腹の部分も
おもいっきりカットしてます。
かなりボリュームがあったので。

ボリュームありすぎると
水苔の全体のバランスが
おかしくなるので
カットしました。

ビカク的には、本当は
カットはされたくないと思います。。。

ごめんよ。。

板付け ビカクシダ テグス

締めすぎ注意!
アルミワイヤーは曲げに弱いので
あまり曲げたり伸ばしたりすると
カンタンに切れますので。

これでビカクシダ自体は
しっかり固定されているので
落ちてきません。

そして
そこからビカクシダの根の周りに
ベラボンを撒き、おわん型にします。
そして、そのおわん型のベラボンを
最後水苔でラッピングする感じで
仕立てていきます。

ここだけ写真を
撮り忘れました。
ガ―――――ン。

そして最後にテグス(1.5号)で
優しく巻いていきます。
このテグスの意味合いとしては、
水苔が落ちなければよい!って
感じで巻いてます。
ビカクシダ本体はすでに
アルミワイヤーで固定されていますので。

そして完成です。

板付け 完成 杉板 

胞子葉の古い葉も数枚カットしました。

今回は、だいぶ根を減らしたので、
その状態の根で全ての胞子葉に
水を行渡らせるのは厳しいだろうという
自分なりの考えて、カットしています。

いちよう色々考えて
カットしてます(笑)
正解か不正解かは
別として。

そして、これが板の裏側です。

板の裏 板付けビカクシダ

木に関わる仕事してるくせに
穴あけ下手くそですが
自分用なので気にしません(笑)

仕事用であれば
ちゃんとしますけどね。

板のサイド部分に切り込み入れてるのは
そこを基点にしてテグスを巻いてます。

以上が今回の板付けでした。

ご質問の板付けの方法ですが、
正直な所、毎回毎回板付けの方法を
変えてます。というか、
変えながらやるのが良いかと。

品種・株の状態・大きさ・季節・根の量
貯水葉の有無・胞子葉の数
着生材・等々、いろんな事を
考えながら作業すると毎回、同じに
ならないと思うのです。

僕は初心者ですので、
なおさら正解がわからないので。
ほんと毎回手探りのトライ&エラーです。

今回書いた板付けの方法も
1年後には全然違うやり方に
変わっているかもしれないし(笑)

僕が思うのは、板付けにしろ
育て方にしろ、
まずはビカクシダとたくさん接するのが
一番大事だと考えて今過ごしています。

スポーツも
本やネットに書ている事を読んだとしても
実際やってみるとうまくいかないのと一緒で
植物を育てるのも、
知識と五感が大切なのかなと。

質問の答えにはならない
ブログだったかもしれませんが、
こんな初心者の僕に
質問をしてくれて嬉しかったです。

これからもよろしくです。

それでは。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事