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奄美大島のビカクシダを頂戴しました

今回のブログはタイトル通り、
奄美大島で自生していた
ビカクシダ子株を貰いました。
この子達です↓
ビカクシダ 国産

国産の山採り株から生まれた子株!
しかも3つも!(^^)!

まずは、
この貴重⁈なビカクシダと
出会えた経緯を。

僕は、
仕事でお客さんのお住まいに、
訪問する事があるのですが、
その時にお客様の玄関先に
このビカクシダがいました。

仕事そっちのけで
じーっと見ていましたら(笑)
お客様(ご婦人)が
「これ奄美大島のコウモリランよ」

「好きなの?興味あるの?」って
声をかけてくださりました。

ご婦人は南国の香りがする
暖かて明るく優しい方でした。

「奄美大島に実家があって

うちの山にはヘゴや蘭がそこら中にいるの!」
っと。

そこから、ご婦人と
奄美大島のビカクシダの話や植物の話、
山の温度や湿度など、
僕の育てるビカクシダの写真を
見てもらったりと
楽しく過ごさせてもらいました。

聞かせて頂いたお話をまとめると、
どうやら、ずいぶん昔に
ご自身の山から
ビカクシダを持ち帰り、
それを今の関西にある自宅で
育ててきたそうです。

すると、ご婦人が
外して、もってかえっていいよ!」と。。。

え。。。
いいの!?(汗)
嬉しすぎて内心、
心臓バクバク!

しかし、
ご婦人の大切な株なので、

僕には、もったいないです!

と、ご婦人にお伝えし
お断わりしました。

ほんとは、
育ててみたかったのですが
大切な株を
枯らすと申し訳ないので。

それから数日間、
お仕事でご婦人のご自宅に
通いました。

仕事しながら横目に
ビカクシダが見れるなんて
ほんとに最高な数日間でした。

見るたびに
ほっこり。

それから、
ご婦人宅の仕事も無事完了し、
帰ろうと挨拶しにいくと、
ご婦人が突然、
着生しているビカクを
ベルベリ剥がして僕に

「もってかえりよ」

「私といるより、

貴方といる方が、この子達は幸せよ」と。

ビカクを渡してくれました。

なんて素敵な言葉なんでしょう(涙)

ご婦人もたくさんの植物を育てられており

充分な生育スキルがあるのに。。。

遠慮しがちな僕を見かねて
この言葉をかけてくださったのでしょう。

疲労感もどこへやら。

大きくなったら
ご婦人に、見せにきますね!

とお伝えし、
両手に大事に抱え、ルンルンで帰宅。

食事も忘れとりあえず観察。

ビカクシダ 熱帯

すぐ板付けしたくなったので

まずは株分け。

根とヘゴが絡みあっていますね↓

ワイルド株 ビカク

胞子葉の感じからして
たぶんビフル系の品種かな?

ご婦人も年中外管理と
おっしゃっていたので。

親株は、寿命のようでしたので、
どんな風に育つかわかりません。
この子の将来にワクワクです。

普通のビフルかもしれませんが
僕にとってはすごく特別な株です。
ご婦人の大切な株を引き継いだのですから。

なので、名前は自分で勝手に決めました。
個人の趣味の範囲ならOKだと思うので。

P.Amami

ビカクシダ 奄美大島

こんな感じで3株、板付け

ビカクシダ 

3株とも
しっかり育ってなー

真ん中の子は根が少なく元気がなくて
心配ですが、
なんとか復活できるよう育てます。

いつか、この子達が大きくなったら
絶対にご婦人に見せに行きたいと
思います。

ビカクシダで繋がる縁。
大事にしたいと思います。

そして、
いつか奄美大島にも。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

成長記録の続きはこちら↓

それでは。

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